ちょっとした花粉症対策
2021.03.11花粉症に悩まされるシーズンが近づいてきました。
今まで花粉症の症状がない人でもある日突然に鼻がムズムズ。
今回は、他人事ではない花粉症のお話です。
花粉症は、花粉が原因でさまざまな症状が生じる季節性のアレルギー疾患です。
最も患者数が多いのはスギ花粉症。
スギ花粉症患者の8割がヒノキ花粉症も合併しているようです。
花粉症は、花粉に対して体が過剰反応を起こしている状態です。
本来、花粉は害のあるものではありませんが、体内に取り込まれると、肥満細胞からヒスタミンやロイコトリエンといった炎症を誘発する物質が放出されこれによってくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみといったアレルギー症状が生じるのです。
花粉症対策として重要なことは、花粉との接触をできる限り避けることです。
外出時はマスクや眼鏡、帽子を着用して、鼻や目、皮膚に花粉が付着しないようにしましょう。
また、毛羽のある素材の上着やマフラーなどは、花粉が付着しやすいため避けることをお勧めします。
外出先から帰ったら、玄関先で衣服や髪をよく払い、花粉を室内に持ち込まないことも大切ですね。