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加齢=老化 ではありません!①

2021.06.10

突然ですが、「加齢」と「老化」って違いは何でしょう?
改めて聞かれると ”え~っ、同じじゃない?!”という答えが返ってきそうです。
一言でいうと、「加齢」は誕生からどれだけの時間が経ったか。つまり、同じ年の同じ日に生まれた二人は、50年後、共に50歳になっています。

一方「老化」は、加齢に伴いカラダの機能が衰えていくことです。
同期の人や、久しぶりに会う同級生を見て「老けたな~」「若いね~」と感じる人がいますよね。
つまり、加齢は平等ですが、老化には個人差があるのです。それはいったい、なぜなのでしょう??

老化に個人差が出るのは、「活性酸素」の増え方が人によって違うからですが、それには日常の生活習慣の差が関わっています。

そもそも「活性酸素」って?

呼吸によって体内に取り込まれた酸素は、血液に運ばれてカラダの隅々にまで送り込まれ、それぞれの場所でエネルギーを作り、体温を上げたり筋肉を動かしたりします。このエネルギーを作る際に、生まれるのが「活性酸素」です。
活性酸素は酸化力が非常に強く、さまざまなものを酸化させます。人のカラダも例外ではありません。最近ではよく「酸化」=「サビる」の表現を目にしますが、まさにこのことです。

では、どんな場合に、活性酸素は増えてしまうのでしょうか。
代表的なのは紫外線です。これは年々強まっています。昔に比べて日焼け止めを塗るよう勧められているのにはこのためです。
次に個人差が出やすいのがストレスです。社会的な役割の違いや生活スタイル、人間関係などによってストレスの量は異なります。そして同じストレスにさらされても、それを感じやすい人/あまり感じない人、さらにストレスをうまく発散できる人/そうでない人がいます。
また、タバコはいろいろな害が言われていますが、活性酸素を増やす要因としても大きいものです。

さらに睡眠不足。日本人は、世界の中でも睡眠時間が短い国民といわれています。睡眠時間を削って若さまで削ってしまっています!!!
運動も内容によっては老化を加速させてしまいます。激しい運動は呼吸量が増え、多くの酸素を燃焼させてエネルギーを生み出すため、活性酸素が大量発生します!!

ではどうすればいいの?!
次回は「老化」を加速させないコツをお伝えしますね!

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