羊膜エキス原料

羊膜とは?

胎児を包み、羊水を保持している薄い膜のことで、EGFGDF-11をはじめとする、多種多様なサイトカイン(細胞増殖因子)の含有が確認されております

サイトカインを豊富に含有

EGF(上皮細胞増殖因子)…肌のターンオーバーを促進
FGF(線維芽細胞増殖因子)…肌の弾力アップ
KGF(角化細胞増殖因子)…育毛効果を発揮
HGF(肝細胞増殖因子)…滋養強壮、神経痛に
GDF-11(成長多様化因子)…エイジングケアに抜群の効果

GDF-11とは?

ハーバード大学が研究したGDF-11は、「若返り因子」として世界のトップジャーナルであるSCIENCE誌やCELL誌に臨床研究結果が掲載されるなど、今話題の注目成分です。年齢とともに減少していく成分で、幹細胞(細胞の元となる細胞)や、コラーゲン、エラスチンなどの増殖を促し、皮膚の再生やアンチエイジング効果が期待できます。

有用性試験の実施

推奨配合量1~3%

ヒト表皮細胞/ヒト真皮線維芽細胞賦活作用

表皮細胞賦活作用

表皮細胞賦活作用

表皮細胞賦活作用

肌への保湿試験(原料100%塗布)

安全性試験の実施

各種安全性試験を実施しております!

復帰突然変異性試験:摂取した際に遺伝子が突然変異を起こさないかを確認
代替皮膚一次刺激性試験:細胞に検体を添加して異常が生じないかを確認
代替皮膚光毒性試験:細胞に検体を添加し紫外線を照射することで異常が生じないかを確認
パッチテスト:ヒトの皮膚に検体を塗布して、異常が生じるか判定
アレルギーテスト:ヒトの皮膚に検体を一定期間の間隔をあけて、繰り返し塗布することで異常が生じるか判定

期待できる効果

細胞賦活作用 → ターンオーバーの促進

コラーゲンの産生促進 → 肌の弾力アップ

保湿効果 → 肌の潤いアップ

参考資料

ヒト羊膜は再生医療にも用いられています!

読売新聞
2017年11月9日(木)掲載記事抜粋

羊膜は新たな目の治療法として期待されています!

【内容】

◆日本での羊膜による目の治療は、2014年に治療が難しいものを対象に保険適用された。
◆翼状片で異常増殖した結膜を、除去した部分に羊膜を移植すると再発防止につながる。
◆提供された羊膜を備蓄し医療機関に提供する「羊膜バンク」が全国4カ所に設けられている。

読売新聞
2017年8月19日(土)掲載記事抜粋

羊膜は難病の新たな治療法として注目されています!

【内容】

◆羊膜に含まれる間葉系幹細胞を用いて、クローン病の治療を行っていく。
◆ラットを用いた試験ではすでに効果が確認された。
ヒトでの臨床を2017年11月より開始している。
◆5年後までの再生医療製品として承認を目指す。

読売新聞
2017年4月22日(土)掲載記事抜粋

羊膜は医療分野での利用がさらに加速しています!

【内容】

◆医療用に乾燥羊膜を製造。
羊膜は角膜などの欠損部分にかぶせることで傷を治し組織を修復した。
◆拒絶反応が少なく、感染防止効果が高いため、脳外科分野でも注目。
2018年にアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を経て、アメリカで発売予定である。

各種知見情報

ヒト羊膜の効果について数多く報告されています!

「発酵熟成プラセンタ」は発酵・熟成することにより、各種安全性試験を実施しており、その高い安全性が確認されています。

タイトル 要旨 著書 掲載先
Amniotic membrane extract-loaded double-layered wound dressing:evaluation of gel properties and wound
healing.
羊膜抽出物を配合した、二層創傷包帯のゲル特性および創傷治癒の評価市販品より創傷治癒効果が有意に高く、組織学的試験をしたところ、市販品より全層創傷治癒効果が優れていることがしめされた。 Yeng Keun Choi et al. Drug development and Industrial Pharmacy Vol 40(7)
Amnion-derived cellular cytokine solution. 羊膜由来細胞性サイトカイン溶液のサイトカイン濃度と医学文献に報告されている生理学的濃度の比較をした結果、羊膜由来細胞のサイトカイン濃度は急性及び慢性の創傷治癒に有用であることが示された。 David L et al. e Plasty Published April 14,2018 Vol 8
Accelerated expansion of epidermal keratinocyte and improved dermal reconstruction achieved by
engineered amniotic membrane.
無細胞性羊膜は、表皮ケラチノサイトの生着と増殖を促進し、全層皮膚欠損部位に移植すると、表皮の形成と皮膚の再生を促進することができた。 Guofeng Huang et al. Cell Transplantation, Vol 22
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