胎児を包み、羊水を保持している薄い膜のことで、EGFやGDF-11をはじめとする、多種多様なサイトカイン(細胞増殖因子)の含有が確認されております。
ハーバード大学が研究したGDF-11は、「若返り因子」として世界のトップジャーナルであるSCIENCE誌やCELL誌に臨床研究結果が掲載されるなど、今話題の注目成分です。年齢とともに減少していく成分で、幹細胞(細胞の元となる細胞)や、コラーゲン、エラスチンなどの増殖を促し、皮膚の再生やアンチエイジング効果が期待できます。
各種安全性試験を実施しております!
細胞賦活作用 → ターンオーバーの促進
コラーゲンの産生促進 → 肌の弾力アップ
保湿効果 → 肌の潤いアップ
ヒト羊膜は再生医療にも用いられています!
◆日本での羊膜による目の治療は、2014年に治療が難しいものを対象に保険適用された。
◆翼状片で異常増殖した結膜を、除去した部分に羊膜を移植すると再発防止につながる。
◆提供された羊膜を備蓄し医療機関に提供する「羊膜バンク」が全国4カ所に設けられている。
◆羊膜に含まれる間葉系幹細胞を用いて、クローン病の治療を行っていく。
◆ラットを用いた試験ではすでに効果が確認された。
◆ヒトでの臨床を2017年11月より開始している。
◆5年後までの再生医療製品として承認を目指す。
◆医療用に乾燥羊膜を製造。
◆羊膜は角膜などの欠損部分にかぶせることで傷を治し組織を修復した。
◆拒絶反応が少なく、感染防止効果が高いため、脳外科分野でも注目。
◆2018年にアメリカ食品医薬品局(FDA)の承認を経て、アメリカで発売予定である。
ヒト羊膜の効果について数多く報告されています!
「発酵熟成プラセンタ」は発酵・熟成することにより、各種安全性試験を実施しており、その高い安全性が確認されています。
タイトル | 要旨 | 著書 | 掲載先 |
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Amniotic membrane extract-loaded double-layered wound dressing:evaluation of gel properties and wound healing. |
羊膜抽出物を配合した、二層創傷包帯のゲル特性および創傷治癒の評価市販品より創傷治癒効果が有意に高く、組織学的試験をしたところ、市販品より全層創傷治癒効果が優れていることがしめされた。 | Yeng Keun Choi et al. | Drug development and Industrial Pharmacy Vol 40(7) |
Amnion-derived cellular cytokine solution. | 羊膜由来細胞性サイトカイン溶液のサイトカイン濃度と医学文献に報告されている生理学的濃度の比較をした結果、羊膜由来細胞のサイトカイン濃度は急性及び慢性の創傷治癒に有用であることが示された。 | David L et al. | e Plasty Published April 14,2018 Vol 8 |
Accelerated expansion of epidermal keratinocyte and improved dermal reconstruction achieved by engineered amniotic membrane. |
無細胞性羊膜は、表皮ケラチノサイトの生着と増殖を促進し、全層皮膚欠損部位に移植すると、表皮の形成と皮膚の再生を促進することができた。 | Guofeng Huang et al. | Cell Transplantation, Vol 22 |