梅雨は鬱陶しいけれど、少しでも気分が晴れる様にと、

菖蒲祭りに行って来ました。

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お天気は今一つでしたが、そこは梅雨時。
雨が降ってないだけでも喜ばなければ。
昨年は見逃したので今年は絶対に行きたかったのです。

お蔭で菖蒲について知ることが出来ました。
杜若(かきつばた)、あやめ、ハナショウブみんな似たような見かけで
単体で見るとどれがどれだか…
並べてみてもわかりませんが…

一般に菖蒲祭りで観られるのがハナショウブです。
もともとの原種もハナショウブ。
分類で言うとかきつばたもハナショウブもあやめもアヤメ科アヤメ属
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一緒に思われがちですが、菖蒲湯に使うのはハナショウブではなく、
サトイモ科ショウブ属の菖蒲。
まったく成りたちが違うそうです。

同じアヤメ科の3種でも生育場所に違いがあります。
かきつばたやハナショウブは水中や湿地で育ち、
あやめは主に庭や畑など乾燥している普通の土で育ちます。

切り花になった時はわかりませんよね、生育地まで。

その場合花弁でも違いを見ることが出来ます。
上のハナショウブの写真でも見られますが、

花弁の元が黄色です。
かきつばたは白で、
あやめはやはり元が黄色ですが白い筋状の模様がはいっています。
この様な図を参考にさせて頂きます。↓
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わかりやすいですね~。

そして、なんとハナショウブには系統があるそうです。
江戸系、肥後系、伊勢系。

江戸系は500年近く前、と言うと戦国時代から安土桃山時代!
江戸系なのに江戸時代前からなのですね、すごい。
当時の堀切村、今は堀切菖蒲園の地ですね。
奥州安積沼から取って来たものを栽培し、
江戸時代の武家屋敷などの庭園観賞用に改良されたようです。
庭の水辺に植えられたことから株自体が横に広がり水辺で形よく見える様に
改良されたようです。
どれどれ、
江戸系広がっているかな?

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そういえば、他の株より大きい様な…

肥後系(熊本系)は江戸系のハナショウブを当時の肥後の方が持って帰ったのもが元になったようです。
江戸系が庭園用であるのに対し、肥後系は鉢植えや室内観賞用として改良されました。確かに上の写真でも小ぶりですね。
それぞれの株に名前が付いているのですが、
「光源氏」さん、ネーミングに先ず注目してしまった私です。
やっぱり隣には姫(紅姫)が。
話を元に戻すと室内観賞用のため花の位置、花弁の位置が人の目線に来るように作られているようですよ。
こぶりなのはその為ですね。

最後は伊勢系です。
伊勢系は他の系統と違い、ノハナショウブから改良されたものだそうです。
茶室や校庭向けに改良されました。
花弁は柔らかく肩が張らず垂れ縮緬じわのあるやさしい形で、色も中間色で全体に優美な印象です。

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ほんとだ!
上の写真の右側の「神路の誉」さん花弁が垂れて優美な姿です。
その左後ろの花も!

えっ?
米国?
「ピンクフロスト」って書いてあります。
伊勢系かな。
海外でも活躍しているのですね。

沢山のハナショウブを見ることが出来ました。
この知識来年まで忘れない様にしなければ!

美しい花に心が癒されました。

最後にもう一つ私の好きな花を、

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水連です。

涼やかに水に浮かぶ姿が美しいです。

梅雨まだ続きます。
皆さま体調にお肌に充分なケアをいたしましょう。

また次回!