夏にふさわしいお花ひまわりを活けました。
私が子供のころは「あさがお」同様あちこちにひまわりが植えられていて、ごく普通の夏の花といったところでした。
1本だけでもにょっきりと咲いた大きなひまわりはとても存在感がありました。
特に小さな子供にとっては通りすがりでも必ず目が行きました。
種を食べるのも楽しみでしたし。
鳥のエサ?のイメージもありますが人にもとっても役に立つ存在らしいのです。
生活習慣病の予防、高血圧、貧血、アンチエイジング!まで。
うつ病予防にも良いようです。
種って栄養がぎっしりなのですね。
その分カロリーも高いようなので食べ過ぎには気をつけなければいけませんが…
ひまわりの黄色も人に元気を与えてくれる色ですね。
記憶力、判断力、集中力も高めてくれます。
これだけいいところがいっぱいあるのに一つだけ残念なのは、
香りが感じられないこと。
そもそもひまわりの香りってあるのかな?
種類は調べられる範囲でも100種以上はあります。
原産地は北米大陸、紀元前からネイティブアメリカンは食用として用いていたようです。
16世紀にスペイン人が種を本国に持ち帰りそこから100年後ヨーロッパ、ロシアと広がっていきました。
日本へは17世紀に伝わっています。
興味のある方は国立国会図書館のデジタルコレクションに登録されている絵図をご覧ください。
http://ndl.go.jp/nature/cha2/index.html
当時は大きすぎてあまり人気がなかったようですね。
確かに日本人が好みそうな楚々としたお花ではありませんが…
今では私たちに元気を与えてくれる花です。
今回アレンジに使ったのはパナシェという小ぶりなひまわりです。
素朴なかごに活けてみました。
いかがでしょうか?
ますます元気になりますように。
また次回!
ひまわりパナシェ 10本、ジニアペルシアンカーペット4本、ミニクルクマ(菖蒲の仲間)2本、アンスリウム4本 松虫草3本、グレープアイビー5本、利休草4本、ドラセナ1本