タイトルは千利休が茶の湯の心をあらわすとした言葉です。

「和敬」・・・茶室では和をもって人を敬う。

「静寂」・・・お道具や雰囲気も清浄に保つ。

茶道の精神や境地を表した言葉です。

 

シンプルな言葉ですが、日常的に意識して生きるには私にはまだまだ…

せめて一期一会のお茶席だけでも心がけましょう、と自分に言い聞かせます。

 

お茶会に参加しました。

寒いながらもお天気の良いお日様いっぱいの一日でした。

6歳の時入門した茶道ですが、社会人になってからはなかなかお稽古にもお茶会にも縁なく過ごしてきました。

 

この日は知人に誘われて、久しぶりのお茶席に。

 

お茶室にとおされて席に着き、お菓子とお薄を頂く。

 

ただそれだけですがこの場を通して伝わる空気を満喫しました。

 

今までこの席で過ごした多くの人と同じように一服のお茶を頂く喜びを。

 

お花は冬の侘助椿と利休がお茶席に取り入れたと言われている縁起物の結び柳。

 

梅のお花をかたどったお菓子を頂きました。

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「望海床」、今回うかがったお茶室の名前です。

 

三井総領家の11代当主三井八郎衛門が建てたお屋敷のお茶室です。

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もともとは京都の邸宅だった部分も含めて東京白金にあったものを小金井市のたてもの園に移築、
復元。

現在は東京都が保存管理しています。

 

このお茶室、もともとは大磯の別邸にあった画室として使われていた和室を移設したもの。

いたるところに意匠が凝らされています。

望海床

竹が多用されているのですが、それに合わせて四方の柱も見える部分は丸く加工されており上下のつなぎ目はだけ四角に戻されています。

 

床はオンドル式(! 床暖房ですよね)になっていたようで一時は立礼の席としても使われていいたそうです。

お茶の世界のわび、さびって作って作ろうとしても出ないところが難しく手の届かないところ。

頑張れば頑張るほど遠ざかる気がします。
時間と充分な年月が必要ということでしょうか。

贅沢な空間で過ごすひと時。

冒頭の言葉を忘れずに、

毎日送っていきます。

 

また次回!