やっぱり凄い、若冲は。

 

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今年生誕300年を迎える江戸時代の京の絵師、伊藤若冲。

昨年の琳派誕生400年祭と共に、

江戸時代に活躍した絵師や陶芸家などますます注目が集まっていますね。

 

一目で多くの人を魅了する奇才、伊藤若冲。

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彼の絵はなぜこのように表現されるのか。

その発想はどこからくるのか。

色彩の鮮やかさ、美しさ。

構図の大胆さ。

筆の緻密さ。

日本人離れした他に類を見ない作風。

 

現代の私たちを引き付けてやまない絵師です。

 

この数々の疑問に、澤田瞳子さんの小説「若冲」は答えてくれます。

 

出自、家族、家業、環境。

 

全て深くかかわってあの作風に至る。

 

何か理由がないとどうしてあの作品が生まれるのか理解できない、

 

と言う思いを解き明かしてくれます。

 

作者の澤田瞳子さんは京都で生まれ育った歴史家です。

 

歴史家としての知識と、

 

京の風土。

 

両方を知るからこそ描きだされるストーリーに最初から引き付けられました。

 

若冲と同時期の絵師の登場や、有名な寺院。

 

300年も前のことなのに生き生きと目の前に描き出されます。

 

作風からは超人のような若冲。

 

この本では人間若冲が描き出されています。

 

若冲ファンの方、ぜひお読み下さい。

 

また次回。