芸能人が書いた小説、それもお笑い芸人さんですよね。

ピースの又吉直樹さんが第153回芥川賞を受賞しました。

image

 

 

 

 

 

 

 

 

やはりお笑い芸人の麒麟の田村裕さんが書いた自伝小説「ホームレス中学生」もありましたね。

しかし「火花」は純文学。

又吉さん自身で仰るように彼は純文学ファン、

髪形もまねるほど太宰治がお好き。

以前のお笑い界だったら芸人さんが純文学ファンである事は決して言わなかったようなきがします。

お笑いとシリアスな純文学、はたして内容は?

どんな作品なのだろうと思って手に取りました。

某図書館では予約件数が2000件以上もあるとか。

もしみんな規定内の貸出期間を借りると最後の人に順番が回ってくるのは2年後とか!

 

これは待てない、と思いましたが近所の図書館ではわずか2週間で順番が回ってきました。

それで読みました、「火花」。

タイトル通りさぞかし内容もバトルかしらと思ったら、

お笑い芸人の悲哀満載の内容でした。

主人公と作者がどうもオーバーラップしてしまい、

こんなこと考えてお笑いやって居るんだなあと…

 

文体も純文学風でちょっと読みにくいなあと思いましたが、

読み進めていくうちに自然と彼の思考回路とマッチしてスラリと読めました。

 

又吉さんの繊細で真面目なお人柄が感じられる作品でした。

 

お笑いにオチは付き物。

「火花」は純文学なのでそれを求めてはいけないと思いつつも、

最後にオチがないとなんだか今一つすっきりしないのは私だけでしょうか。

 

2時間で読破。

次の作品、早くも楽しみです。

また次回。