ルネッサンス期を代表する劇作家、

英国でもっとも偉大な100名の一人にも数えられるシェイクスピア。

 

シェイクスピアが生まれたのが1564年。

活躍したのは16世紀後半から17世紀の初めでエリザベス一世の統治下の英国。

日本では戦国時代から江戸時代初期になります。

 

名作と言われる作品はどの時代に上演しても通じる物語自体の普遍性があるもの。

ですが素晴らしい演出家がいてその時代にあわせて作り上げるからこそ観客の心に入り込んで行きます。

「十二夜」は喜劇ということもありアップテンポでとても楽しめました。

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演出家はカナダ人でトニー賞を2回受賞しているジョン・ケアード氏。

ロイヤルシェイクスピアカンパニーの名誉アソシエイト・ディレクターも務めるシャイクスピア演出の第一人者。

古典からミュージカルまで手掛けます。

この十二夜は英語、スェーデン語に続いての日本語による上演の演出だそうです。

日本で上演された作品では神田沙也加さんが出演した「レミゼラブル」が有名でしょうか。

奥様は日本人で女優の今井麻緒子さん。

やはり「レ・ミゼラベル」のフォンテーヌ役を演じたご縁で結婚されたようですよ。

現在はロンドンに住まいをもたれ世界中を飛び回れているようです。

 

主演は、元宝塚雪組のトップ音月桂さん。

この十二夜の主人公は男女の双子を一人のキャストで演じ分けるお芝居です。

まさに宝塚の男役出身の音月さんにうってつけではありませんか。

宝塚退団後、初めてこのお芝居で男役を演じたそうですよ。

 

意匠を凝らしたコスチュームも目を楽しませてくれます。

特に喪に服していたオリヴィアが恋に落ちてからのドレスは色鮮やかで女らしく一変します。

演じるのはベテラン俳優の中島朋子さん。

 

シャイクスピア劇の特徴である膨大な量の台詞。

俳優さんたち巧みに操っていらっしゃいました。

叙情的な表現に、しばし時代感覚が錯綜してしまいましたが中世の世界に浸るものロマンチックで良いものです。

 

東京公演の後は大分、大阪と続くそうです。

ご興味のある方、是非ご覧ください。

 

また次回!