フランソワ ポンポン。

ロダンの工房でも働きその高い技術を評価された19世紀のフランスの彫刻家。

彼の作品の多くは動物です。

日本でも作品が見られると、

某テレビ局の美術番組で見て早速たずねました。

群馬県立館林美術館。

平成13年の秋に群馬県2つ目の美術館として開館したそうです。

コレクションは、

近現代美術における豊かな創造の歩みを理解するための作品を収集することを基本に、 なかでも「自然と人間」をテーマとして、調和、共生、対峙など自然と人間の様々な 関わりを表現した、国内外の作品を収集しています。」との事。

そのテーマに沿うのが「フランソワ ポンポンコレクション」

ミニチュアですが、ポンポンの代表作大理石の「シロクマ」も展示されています。

大きなシロクマはパリのオルセー美術館にあり、

フランスの子供たちにも人気のある作品だそうです。

大理石なのになんとも暖かなフォルムのシロクマです。

かつて彫刻の題材としては低く見られていた動物のテーマですが、

初めて動物園が開園したパリでは動物をテーマに取り上げたアニマリエと呼ばれる彫刻家達が登場しました。

アニマリエ達は動物をリアルに細密に表現しました。

対してポンポンは徹底的に動物を簡潔なフォルムにそぎ落としシンプルなラインで表現しました。

このシロクマも前脚2本は揃っていて止まっている姿勢、

後脚は歩行中の姿勢です。

実際にはありえない組み合わせの四肢でありながら

見事にシロクマを生き生きと表現しています。

説明を聞くまでそんなことを感じさせないほど

自然に見えます。

他の動物やレミゼラブルのコゼットの少女像も展示されています。

 

別棟にはポンポンのパリのアトリエも再現されています。

パリには行けなくても、

日本で見れるポンポン作品。

いかがでしょうか。

ご興味があれば是非。

それではまた次回!