春からとっても楽しみにしていたミラノスカラ座の日本公演です。
行ってきたのはNHKホールで行われた東京公演。

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スカラ座と縁の深いヴェルディの作品をそれも、グスターボ・ドゥダメルの指揮で!
クラシック音楽界の逸材で現在32歳の彼は、若干18歳で自国のオーケストラの指揮者に就任したほどの実力の持ち主。
古典の世界に彼独自の、またラテンの明るさをもたらしました。
ステージはオペラでなくともドゥダメルが指揮棒を振るだけで演劇の舞台のよう。
重厚な楽曲も若いエネルギーと艶が出て深みを増す様に感じます。

ドラマ化された「のだめカンタービレ」のオーケストラが演奏中にダンスさながらのアクションで演奏するのは、ドュダメルの演奏方法から取り上げたものです。

最初にドュダメルの演奏を聴いたのが3年前の東京国際フォーラム。
母国ベネズエラのシモン・ボリバル・ユース・オーケストラ・オブ・ベネズエラを指揮していました。
その時会場で小澤征二さんや名のある音楽関係者が沢山いらっしゃっていて、その注目度を実感しました。
また聞くことが出来て嬉しい!
しかも今回は大好きなヴェルディのオペラです。
ヴェルディのアリアの美しさは数あるオペラの中でも屈指。
「リゴレット」でも〈麗しき人の名は〉、〈悪魔め、鬼め〉、女心の歌として有名な聞けば誰でも知っている〈風の中の羽のように〉等々。
二重唱、四重唱も素晴らしかったです。
ジルダ役を務めるのはルーマニア出身のエレーナ・モシュク。
超絶技巧的なコロラトゥーラ(高音域をコロコロと転がすように歌う技法)で世界の主要な歌劇場で活躍するトップソプラノ歌手。
当日もファンが多く客席から至る所でブラボーやエレーナと叫ぶ声が響いていました。
大きな体格の人が多いオペラ歌手の中で、エレーナの小柄な体が役と相まってなお一層かわいらしく見えました。

クラシック界はシーズンに入ってしまったのでどのオーケストラもバレエ団も本拠地での活動になってしまいます。
また聞ける機会があると良いなぁと思いながら来年を楽しみにしています。
良いものに触れるのはアンチエイジング効果大!ですよね。

最後までお読みくださってありがとうございます。