アートのパワーと心の奥に入り込むヒューマニズムを全編にわたって感じ続けた作品でした。

ニューヨークに住むハーブとドロシーの生活はアートに取りつかれたと言ってもいいほどアートづくしです。

郵便局で働くハーブと図書館に勤めるドロシー夫婦、普通じゃないのは妻のドロシーの給料で生活し、夫のハーブの給料を若いアーティスト達の作品をコレクションするためにまるまるつぎ込むこと。

彼ら夫婦の1ベッドルームのアパートは4,000点のコレクションで埋め尽くされました。

一時の気まぐれやちょっとしたブームにのって集めたなんてものでは全然ないのです。

素晴らしいコレクションを持っている人は沢山いるが彼らの収入でこれだけのコレクションを持っているのはこの二人だけと美術評論家も言っているほど。

そのライフスタイルは驚きで美しいアートを愛し続ける純粋な姿に心を打たれます。

夫妻の膨大なコレクションの寄贈先として選ばれたナショナルミュージアム。

そしてさらにより広く社会に還元されるため選ばれた各州一つ、全米50の美術館がコレクションの最終的な行き場となりました。

その模様が今回の2作目で描かれています。

前作では夫婦二人でしたがハーブが亡くなった今、ドロシーが一人で今作品の為に来日しました。

このドキュメンタリー映画が出来、公開されるまで多くの人が支えてきた事が更に感動をよびます。

映画公開初日のドロシーと佐々木芽生監督の舞台挨拶を聞くことが出来ました。
ハーブ&ドロシー

映画そのままのドロシー、この季節にしては想いの他寒い日本にびっくりしたと、そして好物の吉野家の丼を食べたことなど映画同様のありのままの姿を私たちの前でも見せてくれました。

きゃしゃな体ながら真の通った生き方が感じさせられる美しい女性、ドロシーでした。

公開始まったばかりです。

これから東京以外にも順次公開されていきます。

是非ご覧ください。

 感動で心もアンチエイジングを。

お読み頂いてありがとうございます。

感謝をこめて。